あなたの年金A to Z 年金の受給資格

あなたの働き方などにより、受け取れる年金は異なります。

年金は、「公的年金」と「私的年金」に大別されます。「公的年金」とは一定期間以上、国に保険料を納めるなどの条件を満たすことで受け取れる国民年金や厚生年金のこと。それに対し、銀行や保険会社などと契約することで受け取れるのが「私的年金」です。この公的年金で知っておきたいのは、あなたの現役時代の働き方などによって受け取れる年金の種類が異なることです。

公的年金には「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」があります。

第2号被保険者には、「老齢厚生年金」が上乗せに。

例えば、会社員や公務員などで、給料から年金の保険料が天引きされている「厚生年金」の加入者を第2号被保険者といい、「老齢基礎年金」に加えて「老齢厚生年金」を上乗せで受け取れます。
この第2号被保険者に扶養されている配偶者は第3号被保険者となり、自分自身で保険料を負担することなく老齢基礎年金を受け取れます。
また、それ以外の自営業者などを第1号被保険者といい、自分で保険料を納めることにより老齢基礎年金を受け取れます。

公的年金の「2階建て」とは

老齢基礎年金に加え、老齢厚生年金を受け取れる年金構造のこと。第1号被保険者・第3号被保険者であっても、会社員や公務員などの経験がある場合は2階建てになっています。

20歳以上60歳未満の自営業者・自由業者・農林漁業者およびその妻、無職の方など(国内居住者に限る)
会社員や公務員などで勤め先の厚生年金に加入している方
以下の5つの要件をすべて満たすパート等の方(2016年10月1日より)
  1. 1週の所定労働時間が20時間以上あること
  2. 雇用期間が継続して1年以上見込まれること
  3. 月額賃金が8.8万円以上であること(精皆勤手当、通勤手当、家族手当、割増賃金を除く)
  4. 学生でないこと
  5. 常時500人を超える被保険者を使用する企業(特定適用事業所)に勤めていること
第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者(年収130万円未満)

監修

特定社会保険労務士・行政書士

冨樫 晶子

社会保険労務士、行政書士アキ・オフィス 代表。2つの社労士事務所勤務を経て、2006年開業。法人の社会保険の事務手続きを中心に、給与計算、年金と給与のシミュレーション、就業規則、労務管理の相談を中心に活躍。著書に『ワーキングマザーの働き方ガイド』(アニモ出版)などがある。また、『50歳からのお金と暮らし』(朝日新聞出版)を監修。年金に関する取材活動も積極的に展開している。

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