結婚準備編ハッピーウェディングの道

結婚準備から始まるふたりの家計づくり

ふたりのおサイフも結婚

「結婚」はふたりの心を結びつけるだけでなく、家族や友人の輪を広げる素敵なライフイベントです。 いざふたりの意思が固まれば、お互いの家族を引き合せるセッティングをしたり、挙式や披露宴、新婚旅行はどうするか、 新居はどこにしようかなどと準備がスタートするわけですが、そこで直面するのが具体的なお金の話です。

結婚を機に、これまで別々だったおサイフを1つにして新しい家計を築くわけですが、異なる環境で暮らしていたふたりの経済感覚やその裏付けとなる価値観は、 初めからぴったり一致するはずがありません。いざスタートしてからモメることのないように、結婚準備の段階から一緒に予算を立てたり、 貯蓄計画を練ることで、お金に関するお互いの価値観をすり合わせていくことが大切でしょう。

ふたりで優先順位をつけてみよう

結婚にまつわるイベントとしては、「結納式」、「両家の顔合わせ」、「婚約指輪」、「結婚指輪」、「挙式、披露宴・披露パーティー」、「新婚旅行」、「新生活準備」などがあげられます。 ただし最近では、すべてのイベントを順番に行うのではなく、メリハリのある自分たちらしいウエディングスタイルが増えているようですから、 まずはふたりの優先順位を決め、予算を立ててみてはどうでしょうか。

イベント優先順位と予算表

下表を参考に優先順位などをまとめます。

※1ご祝儀等を除くと約120万円

それぞれの分担と貯蓄方法を話し合おう

ざっくりと金額が想像できるようになったところで話し合っておきたいのが、それぞれどのくらいずつ負担するか、そしてどうやって貯蓄するかという点です。 その際、今の収入や貯蓄額、ローンの有無なども考慮しておけば無理が生じにくいため、この機会にある程度おサイフ事情をオープンにすることがふたりの家計作りの一歩です。

貯蓄の計画にあたっては、各イベントの支払いのスケジュールと、それぞれの支払いに対して「貯蓄」「ボーナス」「毎月のお給料」からそれぞれいくら出すかを検討しましょう。 仮に、半年後に両家顔合わせ、1年後に披露宴会場と日取りを決定、1年半後に新婚旅行というスケジュールで、予算300万円(半分ずつ負担)として考えてみましょう。 今の貯蓄から50万円を出し、半年ごとのボーナスで15万円ずつ、毎月のお給料から3万円を貯めていくと、1年半後までに約150万円を用意することができます。

支出のスケジュール

貯蓄の計画表

下表を参考に貯蓄の計画をまとめます。

計画を立てた後も、ときどきは報告し合う方が確実です。お互いに節約方法をアドバイスしたり、趣味などどうしても削りたくない支出について話しておいたりすることは、 新生活をスムーズにしてくれることでしょう。

結婚にあたって、親や祖父母から資金援助(贈与)を受ける人もいるでしょう。本来、贈与を受けた人はその金額に応じた税金を支払わなければならないのですが、 「結婚・子育て資金の非課税制度」がスタートしたのでご紹介しておきましょう。

この制度は、2015年4月1日から2019年3月31日までの4年間に、20歳以上50歳未満の人が、両親や祖父母から結婚や子育てのための資金を贈与された場合に、 1,000万円まで贈与税がかからないというものです。結婚関係では、挙式や披露宴の費用、新居の家賃や引越し代など ※が該当します。

結婚関係の支払いは上限300万円、入籍日から一定期間内などの条件があります。

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記事執筆國場 弥生(くにば やよい)ファイナンシャル・プランナー

早稲田大学院ファイナンス研究科修了。証券会社勤務時に個人向けの資産運用プラン作りを行う。FP転身後は、個人相談、セミナー、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆活動を幅広く行っている。『一生お金に困らないための本(エクスナレッジ)』など著書多数。株式会社プラチナ・コンシェルジュ取締役 http://www.pt-con.jp/