結婚準備編夫婦のおサイフ管理法

あなたはどのタイプ?

夫婦のサイフの紐を握るのはどちら?

結婚後は、これまで別々だったおサイフを1つにまとめて“家計”を作ることになります。現在の世帯においては「妻に家計を任せる」ケースが多数派のようにみえますが、これから家計を作っていく若い世代は働き方や価値観もさまざまです。必ずしもこれまでの慣習に従う必要はないでしょう。とはいえ、“なんとなく”や“無関心”では、将来に向けての貯蓄がままなりませんので、ルールを決めて家計の管理をしましょう。最初に決めると良いのは、主に誰が家計を管理するかということです。性格的により向いている人、時間に余裕がある人が管理した方がスムーズです。一緒に暮らしていると、どちらが向いているかはなんとなく分かるのではないかと思います。下記のチェックシートも参考にして考えてみましょう。

チェックシート

家計の管理方法には、大きく分けて「A:パートナーメインで管理」「B:自分メインで管理」「C:ふたりで管理」「D:別々に管理」の4つのパターンがあります。A(パートナーメインで管理)はパートナーが生活費など日々の支出や貯蓄を管理して、自分はお小遣いなどを定期的にもらうパターンです。ひとりで管理するので、家計の全体像を把握しやすいのがメリットです。B(自分メインで管理)は、自分が家計を管理してパートナーがお小遣いなどを受け取るパターンです。パートナーが主に家事を担っているなら、生活費も自分からパートナーに渡します。C(ふたりで管理)は、共働きに向いている管理方法です。それぞれお小遣いを引いたお給料を1つの口座に集め、ふたりで生活費や貯蓄などのやりくりをします。ふたりともお金の管理が苦手な場合や、食料や日用品の買い物など家事を分担している場合に向いています。D(別々に管理)は、家賃や住宅ローンは自分、食費はパートナー、通信費は各自という具合に費目ごとに誰が負担するかを決めて、お小遣いや貯蓄も含めそれぞれにやりくりするパターンです。お互いにあまり干渉したくない場合に向いていますが、家計の全体像を把握しにくいので、重複やムダが生じてお金が貯まりにくいかもしれません。

手取り額の20%を目標に貯蓄を意識して

ご紹介した4パターンの管理方法を例として、ぜひ自分たちらしい納得できる家計の管理方法を見つけてください。時にはやりくりをバトンタッチしてみることで、その大変さを分かり合う機会となります。また、どちらかが管理する場合でも、忘れずに報告して現状を共有することができます。本来は、将来どんなライフイベントを予定しているかによって、家庭ごとに貯蓄計画を立てるのですが、スタートしたばかりの新婚家計ならひとまず世帯全体の手取り額の20%程度を目安に毎月の貯蓄の計画を立ててみましょう。そしてある程度貯蓄ができてきたら、リスクはあるけれどもリターンも期待できる資産運用について、ふたりで相談しながらスタートするのも良いかもしれません。

お金の流れの見える化で、ムダや節約ポイントを発見しよう

貯蓄を増やすためには、納得できる家計の管理方法を見つけるだけではなく、家計のムダを見つける必要があります。そのために便利なのが、クレジットカードなどの現金以外の決済方法です。日常の買い物や公共料金などの固定費の支払いに活用することで、現金をやり取りする手間を省くだけでなく、支払い履歴からお金の流れを“見える化”することができるため、家計のムダを見つけやすくなります。さらに、インターネットバンキングを活用すれば、口座残高や入出金履歴の把握ができるだけでなく、送金手数料などが窓口やATMを利用するより割安になることがありますので、節約にもなります。
また、現金を引き出す際にかかる引き出し手数料は、なるべく無料のATMを利用するようにしましょう。

このように、クレジットカードやインターネットバンキングを活用することで、お金の流れを管理しながら、引き出し手数料などのムダな出費をできるだけ抑え、節約を心がけていきましょう。

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記事執筆國場 弥生(くにば やよい)ファイナンシャル・プランナー

早稲田大学院ファイナンス研究科修了。証券会社勤務時に個人向けの資産運用プラン作りを行う。FP転身後は、個人相談、セミナー、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆活動を幅広く行っている。『一生お金に困らないための本(エクスナレッジ)』など著書多数。株式会社プラチナ・コンシェルジュ取締役 http://www.pt-con.jp/