家計・節約編将来を見据えて貯蓄しよう

ボーナスの使い道

ボーナスが支給されたらどうする?

まとまったお金だからこそ、将来を見据えた資産づくりのため、計画的に活用したいのがボーナスです。
月々のやりくりに悪戦苦闘する中、ボーナスが入ると気が大きくなり、つい大きな買い物をしてしまったということはありませんか? 無駄な買い物を未然に防ぐためには、やはり「貯蓄する金額を先取りすること」と「使い道をあらかじめ決めておくこと」が大切です。

家計簿を活用し取捨選択を

例えば、Kさんの家計では、下表のような活用方法の提案ができます。
将来、二世帯住宅を建てる予定があり、子ども達の大学入学準備金としても配分を多めに取っておきたいというKさんの場合、 まずはおよそ半分の金額は将来のためにしっかり貯金にまわします。仮に貯金にまわせる金額が70万円/年あった場合、その内訳は、25万円/年を教育準備金、 残りの45万円は、将来の住宅ローンの借入額を減らせるよう、頭金として備えておきます。その他、 車にかかる税や保険等の費用は確保する必要があります。しかし、電化製品などの将来、新居移転まで新調しなくてよいものは ‘買わない’と決めておきましょう。このように、貯蓄する金額を先取りし、使い道をあらかじめ決めた後に、残った金額からKさんの お小遣いや旅行代などの金額を決めるといいでしょう。

家計データ

<家族構成>

Kさん(42歳/会社員)
妻(42歳/パート)
長女(9歳/小学3年生)
次女(7歳/小学1年生)
賃貸マンション
(将来は近所に住む妻の両親の家を二世帯住宅に建て替えて住みたい)

お金を貯める2つのコツ

目標のお金を貯めるために大事なことは2つあります。
それは、(1)明確な目標を持つことと、(2)貯まる仕組みを作ることです。

教育、住宅、老後の生活設計全般を見据え、目標を達成するために必要なおよその金額を知り、計画的に資金形成を始める意識を持つことが大切です。

将来のお金を準備するには、目的に応じて保険、貯蓄、運用など様々な方法がありますが、貯まる仕組みとして<自動積立預貯金>を活用してみてはいかがでしょうか。 通常貯金・普通預金から自動的かつ定期的に定期性預貯金に預け入れをすることで、なかなか貯められないという方も、着実にお金が貯まる仕組みを作ることができます。

また、定期的に預け入れすることが難しい場合は、ボーナスのようにまとまったお金を定期性預貯金に預け入れるだけでも、資金形成の上ではとても有効です。 金融機関によっては、ボーナス期に定期性預貯金のキャンペーンを実施していることがあるので、それを活用してもいいでしょう。

貯まる仕組みを作ったら、増やす方法を考える

貯まる仕組みを作り、コツコツ貯蓄を増やすことはとても重要ですが、それだけでは必要な時期までに目標の金額を貯めることができない場合は、 定期性預貯金の利用とあわせて、投資商品による高い利回りを期待した積極的な運用を視野にいれることも可能です。
政府による税制優遇制度の利用を、投資デビューのきっかけにしてもよいと思います。

代表的なものは2014年1月から始まったNISAですが、2016年1月から子や孫などの未成年を対象にしたジュニアNISAの口座受付も始まります。
ただ、非課税メリットを享受できることは魅力的ですが、元本が保証される商品ではないため、定期性預貯金とバランスを考えて利用することが大切です。

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記事執筆村松 祐子(むらまつ ゆうこ)ファイナンシャル・プランナー CFP®

上智大学卒業後、大手証券会社、外資系証券会社において、経済・市場調査、資産運用の相談実務を経て、ファイナンシャル・プランナーに転身。お一人ひとりに合ったライフ&マネープランを心掛け、セミナーや相談を通じて、資産運用をはじめ、住宅ローンや生命保険などのアドバイスを行う。(株)プラチナ・コンシェルジュ所属